下流老人問題

下流老人の時代

 

 

下流老人の時代

 

これからの日本経済で1番の問題になるのは、格差問題になることは間違いない。しかし、世の中の格差問題に警鐘をならしている人たちに共通するのは、格差問題を若者の問題だと勘違いしている。

 

確かにそういう側面はある。けれども、若者、特に30代ぐらいまでの貧困は経済をよくすることでほとんどカバー可能だ。

 

緩やかでも賃金が上昇して雇用がたくさんあればいいのだ。

 

しかし、定年過ぎの高齢者の場合はそんなに簡単な問題ではない。俗に言う下流老人の問題は日本経済を揺るがす大問題だ。

 

65歳を過ぎた高齢者については雇用があっても働けるとは限らない。パソコンやスマホが使えなくてもなんとかなってきた人たちが再就職では、もうwindowsが何か解らないようではどうにもならない。

 

この下流老人問題は困ったことにこれまで中流で普通に暮らしてきた人たちにも、貧困問題でひろまってきた。

 

つまり、定年後の年金暮らしがうまくいかずに経済破綻してしまう例が続出してきたのだ。これはたいへんな問題だ。

 

65歳ぐらいまで手取りで30万円くらいはもらっていた家庭でも夫婦2人で20万円前後になってしまう。10万円ものお金が家庭の経費からカットされたら相当にうまく家庭をやりくりしていかないとすぐに貯金がつきてしまうだろう。

 

普通に生活していくだけで苦しい年金生活の中で、事故や病気などをしてしまい完全に生活が行き詰ってしまった人たちも2015年くらいから大量に増えている。

 

資産売却や安い賃貸マンションを効率的に探してくれるインターネットサイトのイエプラなどはそんな生活破綻者の人たちの需要を取りこんで大人気サイトとなっている。

 

政府も速くこの下流老人問題に手を打たないとへたをすると老人の半分が生活保護になりかねない。